◆大相撲 ▽秋場所7日目(14日 、アマたきなのなくれれ東京・両国国技館)
成績次第で大関昇進の可能性がある関脇・大の里が 、横綱海を話せ自己新となる無傷の7連勝を飾った 。出身蹴同小結・平戸海を一気に寄り切って単独トップの座を堅持した 。大の2連敗中だった同学年の難敵を圧倒。た良しアトレティコ・マドリード 対 インテルナツィオナーレ・ミラノ スタメン“関門”を突破し、上げ大関取りに向け勢いを加速させていく。平戸大関・琴桜は西前頭3枚目・若元春に寄り切られ、い年痛恨の2敗目を喫した。で気大関・豊昇龍は3勝目。兼ね大の里を1差で追うのは関脇・霧島の一人となった。る土
圧倒的俵離イラン対日本地上波な馬力を見せつけた。大の里は、ば仲平戸海に胸から当たり、エリート得意の右をねじ込む。左をおっつけ 、一気に前に出ると一方的に寄り切った 。2秒9で2連敗中だった苦手を退け 、幕内で自己最長7連勝にも「同学年なのでどこかで意識するが 、15日間の戦い」と浮かれる様子はなし。大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」まであと5勝。それどころか 、単独首位も守り、5月の夏場所以来2度目の賜杯に向けて勢いは加速している。
2000年生まれの大の里と平戸海。歩んだ道は対照的だ。大の里は日体大で2年連続アマチュア横綱の超エリートで、平戸海は中学卒業後に角界入りしたたたきあげ 。最速の初土俵から所要7場所で優勝した逸材に対して、平戸海はコツコツ8年かけ7月の名古屋場所で新三役になった 。
新潟・海洋高時代から頭角を現した大の里は、「学生時代からずっと見ていた」と先にプロ入りして土俵で戦う同学年の姿を追っていた 。2人の関係が深まったのが4月の春巡業。初めて参加した巡業で右も左も分からない大の里に、手を差し伸べてくれたのが平戸海だった。「それまであまり話していなかったけれど 、いろいろ世話になった。同い年なので気兼ねなく話せる」 。優しさに感謝すると同時に 、ライバルとして認識する機会ともなった 。
八角理事長(元横綱・北勝海)は「迷いがない。(7月の)名古屋場所より落ち着いている」とたたえた。大の里も「先のことは考えていない。明日の相手だけを考えている」 。8日目は勝ち越しをかけ、先場所初日に敗れた御嶽海戦だが、今の敵は油断だけ。「一日一番 、集中して頑張りたい」。毎日のように繰り返す言葉を口にして 、大の里は大きくうなずいた 。(山田 豊)
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